通夜や葬式などの法事が突然入ってしまうことってありますよね。
親族や大切な人、お世話になった人などの法事だと欠席するわけにはいきません。
法事が行われる場所が遠方の実家だったりすると帰省する必要がありますが、そのためには数日仕事を休まなければならないこともあります。
休む時は、どうしても職場の上司や同僚に申し訳ない気持ちが湧き出てしまいますよね。
そんな時には、忌引き明けのタイミングで職場にお土産を持って行きましょう!
葬式で帰省する時のお土産は職場に持って行く?
お土産を持って行く上で大事なことがあります。
それは、旅行帰りのような感覚でお土産を配るのではなく、自分の代わりに仕事をしてもらったり、シフトを替わってもらったりと、自分が休んだ分の穴埋めをしてくれたことへの「お礼」という感覚で渡すことです。
お土産を配る際に、穴埋めをしてくれたことへの感謝の言葉を添えながら配ると、こちらの気持ちも伝わりやすくなって良いでしょう。
「じゃあ、実際に何を配ればいいの?」
と悩んでしまう人もいるかもしれません。
お礼の気持ちを込めながら職場に配る物としておすすめなのが、お菓子です!
お菓子は食べてしまうと残らない消えものですので、もらう側も気兼ねなく受け取りやすくなります。
忌引き明けとして職場にお菓子を買うなら何がいい?
忌引き明けに職場に渡すお菓子を選ぶポイントは3つあります。
それは「分けやすい」と「食べやすい」、そして「保管しやすい」です!
ここからはそれぞれについて詳しく見ていきましょう。
一つ目の「分けやすい」を意識するならば、1個ずつ個包装になっているお菓子がおすすめです。
「1人1個ずつ」もしくは「1人〇個ずつ」などとあらかじめ配る数を決めておくと、職場の人全員に平等に行き渡るため、もらう側が遠慮しすぎてしまうことがありません^^
また、万が一もらった人の好みではなかった場合でも、個包装ならば家に持ち帰ってその人の家族に代わりに食べてもらうことができます。
職場の人数がはっきり分かる場合は人数分、大人数だったりして大体の人数しか覚えていない場合は、足りなくなる事態を防ぐために少し多い個数が入っている物を選ぶと安心ですね。
二つ目の「食べやすい」を意識する上で大切なのは、粉などがこぼれにくく、手が汚れにくい物を選ぶということです。
職場での決まりや雰囲気にもよりますが、お菓子をもらった人がその場で食べたり、その日の休憩中に職場で食べたりする可能性があります。
そのことを想定すると、手や仕事道具などを汚さずにサッと食べられる物が望ましいですね。
一方、三つ目の「保管しやすい」というポイントは、お菓子をもらった人がすぐには食べない場合を想定したものとなっています。
賞味期限が長めの物を選ぶと、食べるタイミングを選べるので良いですね。
また、常温保存できるものだと溶けたりして食べられなくなってしまうことがないため、家に持ち帰ってから食べられるなど持ち運びに優れています。
以上3つのポイントを踏まえて、マドレーヌなどの焼き菓子やせんべいなどが職場に配るお菓子として人気です。
甘い物が好きな人や女性が多い職場に配るのであれば甘いお菓子がおすすめですし、逆にしょっぱい物が好きな人や男性が多い職場であればせんべいやおかきなども良いですね。
少人数の職場などで同僚の好みをしっかり把握しているのであれば、それに合わせても喜ばれるでしょう。
葬式で帰省する際のお土産は職場に買うべき?持っていくならお菓子は何がいい? さいごに
葬式で帰省する際のお土産は、
- 忌引き明けのタイミングで持って行こう!
- 「お礼」の意味を込めてお菓子を渡そう!
- 分けやすく、食べやすく、保管しやすい焼き菓子やせんべいなどがおすすめ!
急に入ってしまう法事はどうしても避けられないため、職場の人にはしっかりとお礼を伝えてその後も働きやすい人間関係を維持していきたいですよね。
自分だったらどんなお菓子を渡すか思い浮かべながら、感謝の気持ちを上手く表現していきましょう。