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沖縄の観光タクシーはどこで予約?料金はやっぱり高い?

沖縄県 (沖縄本島周辺) には人気の観光スポットがいっぱい。

沖縄県は大きく四つの地方に分かれていて、

沖縄本島近辺だけでも那覇空港や那覇市がある「南部地区」の他、

北谷町アメリカンビレッジのある「中部地区」、

美ら海水族館などがある「北部地区」、

澄んだ海とサンゴ礁の美しい辺戸岬のある「国頭地区」、

人気の「古宇利島」や「伊計島」など、各所に観光名所が点在しています。

しかし、沖縄本島に行く場合、到着するのは「那覇空港」。

そこから、南北に縦断するようにして各観光名所へ行くには、

基本「車」を使って移動する必要があります。

今回はその中でも人気の移動手段「観光タクシー」を使うのにあたって、

予約の方法や料金目安などをご紹介!

また、観光タクシーやレンタカーの予約をせずに

もっとゆったり沖縄旅行を満喫したい人向けに、

「沖縄県でも使えるタクシーアプリ」や

「ふらっと当日予約できる観光バス旅行」

「気ままに路線バスでの旅行」など、

観光バス以外の移動方法もご紹介しますので、

ぜひ最後までお目通しくださいね。

沖縄本島周辺の旅行で車移動が必要なわけ

さて、他都道府県から沖縄県に観光しに行こうとする場合、

「東京や大阪のように電車や地下鉄はないの?」

と思うことでしょう。

一番人口の多い那覇市で約31万人 (2023年9月現在) 。

これは北海道だと旭川市、関東だと東京都豊島区、

関西近県だと兵庫県明石市、中部だと愛知県春日井市、

九州だと福岡県久留米市と同じくらいの人口になりますので、

「人口が少なすぎて閑散とし過ぎているのか?」と言われると、

そうでもありません。

那覇空港周辺の南部地方に限っては

「ゆいモノレール」というモノレールもあり、

電車移動で観光も可能で、

復興中の首里城のある「首里城公園」や

沖縄土産の名スポット「国際通り」は、

那覇空港からモノレールで移動して立ち寄ることができます。

しかし、そんな「ゆいモノレール」、

2019年10月1日に「首里駅」から延伸されたものの

浦添にある「てだこ浦西駅」が最終地点。

そのため、それより先にある「北谷町アメリカンビレッジ」方面や

「美ら海水族館」方面に移動したい場合は、

何かしら「車」での移動が必須になるわけです。

では、どうして沖縄県には人気の中部や北部に

移動するための「鉄道」がないのでしょうか?

それはずばり「第二次世界大戦」で、

かつてあった鉄道網が破壊されてしまったから。

戦前は沖縄本島にも那覇と嘉手納町、与那原町、糸満市を結ぶ

「県軽便鉄道 (ケービン) 」があったのですが、

第二次世界大戦中の空襲や、輸送中の爆発事故、地上戦で破壊されたり、

朝鮮戦争の勃発による鉄不足でレールが取り集められたのち、

米軍基地や道路の建設に土地利用されてしまったりして、

かつてあった鉄道網はなくなってしまいました。

しかし、近年は観光客の増加や自動車道の渋滞緩和への対策の話もあり、

2019年には「那覇〜名護間を結ぶ構想」の話も上がって、

ゆいモノレールが延伸された経緯があります。

今すぐは難しいですが、今後ゆいモノレールがさらに延伸して

北部や東部にも移動しやすくなるかもしれませんね^^

沖縄のタクシー事情とは?

さて、話を戻して2023年9月現在ですが、

那覇市から沖縄市、うるま市、名護市方面に移動するには、

最初にも書いた通り「車」での移動が必須になります。

もちろん鹿児島や大阪からのフェリーで自家用車を持ってくるとか、

レンタカーを借りると言う方もいらっしゃるかもしれませんが、

「レンタカー代だけでなく駐車料金やガソリン代が高騰しているから気になる」

とか、

「慣れない道を自分で運転していくのは心配」、

「旅行中くらい観光に集中したい」とか、

「そもそも運転免許を持っていない」といった方も多いはず。

その点、タクシーは「タクシーならではのプライベート感」と

「バスのように路線や時間に囚われすぎない自由度」が両立できるので、

沖縄観光の移動手段として人気の移動手段です。

那覇空港では国内線到着口Bからタクシー乗り場に出た場合、

なんと6番~9番、13番と、

タクシー乗り場が行先によって細分化されているほど。

  • 6番:ジャンボタクシーのりば
  • 7番:中長距離のりば
  • 8番:遠距離のりば
  • 9番・13番:観光タクシーのりば(予約の場合もこの乗り場から乗車)

(参考)那覇空港からのタクシーの乗り方

空港に到着してすぐの荷物が多い時にはジャンボタクシーを使ったり、

中部地区くらいまでなら中長距離タクシー、

さらに北の北部に行くなら遠距離タクシー、

事前に事業者にお願いして予約して回るなら観光タクシー

と言った具合に使い分けがされているというわけです。

しかし、何の準備もなくタクシー乗り場に並んでしまうのはもったいない!!

ゆっくり観光するなら「観光タクシー」がお勧めです。

しかもきちんと観光タクシー予約受付センターや

タクシー事業者に予約がおすすめです。

沖縄の観光タクシーの予約方法は?

沖縄県の観光タクシーはタクシー事業者が各々、

様々なプランを提供していますが、

どの事業者も基本は電話かホームページでの予約が多いです。

また注意事項も各タクシー会社によっても変わってくるので、

お迎えに行く場所に指定があるのか、

迎車料金や駐車料金がかかるのかどうか、

夜間は何時まで大丈夫なのか、

など、細かい規定を読んで申込をする必要があります。

また、法人タクシーよりも個人タクシーの運転手さんのほうが

道に詳しかったり、穴場スポットを紹介してくれたり

する傾向はもちろんありますが、

自分自身で優良個人タクシーを選ぶのは至難の業。

「沖縄観光個人タクシーグループ」の「旅タクシーネットワーク」や

「沖縄県ハイヤータクシー協会」の「観光タクシーサービス

を使うのもおすすめ!

ドライバーに直接依頼して観光名所を廻ってもらう前に、

どこに行きたいかピックアップして、

タクシー会社のホームページを確認したり

電話相談して予約するのがおすすめですよ。

沖縄の観光タクシーの料金はどれくらい?

沖縄の観光タクシーの値段について、

ドライバーに直接依頼すると、移動距離基準になりがちですが、

事業者を通して予約した場合は「フリープラン」制になることが多いです。

概ね3~10時間程度で、値段も近場で最短時間なら1万3千円弱~

遠方への移動で長時間の場合も3万円前後。

時間あたりで換算すると4,000円弱~3,000円前後なので、

那覇から美ら海水族館にただ移動しただけで

2万円くらいの距離感なのを考えるとかなりお得です♪

そのため、いくつも観光スポットを廻りたい場合や、

ゆいモノレールや路線バスを使っても

簡単にはいけない範囲の地域に向かいたい場合には、

観光タクシーを事前予約しておき、

いくつかの名所を巡ってもらいながら案内してもらうのがおすすめです。

また、沖縄県の観光タクシーには

沖縄観光タクシー乗務員資格認定制度(ちゅら島沖縄観光タクシー)

として認定を受けたドライバーが深い知見で観光案内もしてくれるので、

単なる移動手段としてではなく、ツアーガイドもしてくれるので、

より沖縄の面白いところが満喫できるケースも!

ただし、行きたいところを詰め込み過ぎると、

那覇市内のラッシュアワーの渋滞に引っかかるリスクがあるので要注意です。

「フリープランの時間を越えてしまって余計に値段がかかってしまった」

といったケースや

「回り切れなくて断念せざるを得なくなってしまった」

といったケースも出てくるので、

観光シーズンで道が混むのが予測される時期だったり、

朝夕の道の混みあう時間帯にかかりそうだったりする場合は、

余裕を持ったプランニングをおすすめします!

観光タクシー以外でお得なタクシーの乗り方はないの?

クルーズに参加するのに港に行きたいだけで、

観光タクシーをお願いするほどではない。

そんな時には「タクシー配車アプリ」がおすすめです。

沖縄県で使えるアプリは三つ。

GO
※乗車利用可能エリア:沖縄本島

DiDi
※乗車利用可能エリア:名護市|沖縄市|浦添市|宜野湾市|中頭郡|
           那覇市|糸満市|豊見城市|島尻郡|国頭郡|
           南城市|うるま市|宮古島市|石垣市|(一部離島は除く)
※沖縄MaaS対応

Uber Taxi
※乗車利用可能エリア:那覇市

DiDiはゆいモノレールやバスなど他の交通網とも連携できる

沖縄MaaSに参加していたり、

Uber TaxiやGOも後発ながら沖縄参画してクーポン利用して

お得に乗ることができたりします。

また配車アプリを使うと、評価制度があることもあり、

安定した送迎品質を保っているのもポイント。

態度の悪い運転手に当たる確率が減ることが多いので、

土地勘がない観光旅行者でも安心です。

沖縄の観光タクシーはどこで予約?料金はやっぱり高い? さいごに

今回は沖縄の観光に役立つ「観光タクシー」について

予約方法や相場感をまとめました。

レンタカーで移動するのも一つの方法ですが、

土地の人に色々レクチャーしてもらいながら観光スポットを廻るのも、

また乙なもの。

コスパよく回るなら、

南部の首里城や国際通り界隈はゆいレールで観光しつつ、

少し離れたところをいくつか回りたいなら

「観光タクシー」をチャーターして、

お勧めスポットを回ってもらうというのもいいかもしれません♪

ガイドブックに載っている有名どころの他、

観光タクシーのドライバーの知る穴場スポットに連れていってもらうなど、

楽しみ方も色々だと思います。

沖縄旅行の移動手段の一つとして、「観光タクシー」も考えてみませんか?

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